会場模試はこう活用する!!

秋ですね。
今年は記録的な長雨と大雨が続いています。異常ですね。
受験生にとっては、会場模試の季節になりました。
10月~12月にかけて会場模試を受験する人はどんどん増えて、12月に受験する人が一番多くなります。
千葉県の場合は、高校受験に向けて中学生が受験する会場模試は、主に2つあります。
「Vもぎ」と「Sもぎ」です。
それぞれ進学研究会と総進図書という会社が主催する会場模試で、多くの中学生にとってはこの2つの模試が一般的です。
せっかく受ける会場模試なので、模試を受ける効果を最大限に引き出したいものです。
そこで、中学生が会場模試を受ける目的や効果についてまとめてみました。
① 本番に近い環境を経験する
会場模試では、普段の学校や塾とは違う場所で、初めて会う受験生と一緒にテストを受けます。
高校入試本番では、緊張した状態で実力を発揮しなければなりません。
模試を何度か経験しておくことで、「知らない会場で、大勢の受験生と一緒に試験を受ける」ことに慣れることができます。
また、多くの会場模試では、私立高校が試験会場になっています。自分が志望する高校が模試の試験会場になっている場合は必ず受験しましょう。スポーツで言えば、重要な公式戦の前に、公式戦と同じ会場で“練習試合”ができるようなものなので、会場模試の会場は常にチェックしておきましょう!
② 現在の学力を客観的に知る
学校の定期テストは、基本的にその学校の生徒を対象にしたテストです。
一方、模試では県内の多くの受験生が受験するため、自分が受験生全体の中でどの位置にいるのかを確認できます。
「学校では上位だけど、受験生全体ではどうなのか?」
「志望校を受験するためには、あとどれくらい必要なのか?」
こうしたことを客観的に判断できます。
③ 志望校との距離を確認する
模試では、現在の学力だけでなく、志望校に対する合格可能性なども確認できます。
もちろん、模試の判定だけで合否が決まるわけではありません。
しかし、
「今の自分と志望校との距離はどれくらいなのか」
を知ることは、今後の勉強計画を立てるうえで非常に重要です。
④ 弱点を発見する
模試は「点数を取るため」だけではなく、現在の自分の弱点を発見するための教材でもあります。
「数学は関数が弱い」
「英語の長文は、時間が足りない」
「社会は室町時代~江戸時代があやふや」
「国語は古文が苦手」
など、普段の勉強だけでは気づきにくい課題が見えてきます。
⑤ 時間配分や問題を解く順番を練習する
高校入試では、限られた時間の中で問題を解き切る力も重要です。
模試を利用して、
・どの問題から解くか
・何分くらい考えて次に進むか
・見直しの時間をどう確保するか
といった「テストの受け方」を練習できます。
⑥ 受験に向けた意識を高める
これも非常に大切です。
実際に会場へ行き、たくさんの人と一緒に試験を受けると、「高校受験はまだ先の話」ではなく、「自分も受験生なんだ」という意識が生まれます。
これまでののんびりしていた気持ちから、「自分もやらなくちゃ!」という気持ちに変わるきっかけになるかもしれないので、積極的に受験しましょう!
⑦ 模試は「受けた後」がもっと大切!
ただし、模試は受けて終わりではありません。
模試を受ける
↓
結果を確認する
↓
間違えた問題を分析する
↓
弱点を勉強する
↓
次の模試で成長を確認する
このサイクルをくり返すことが大切です。
模試の結果が良かったから喜ぶ → 悪かったから落ち込む
それだけでは、せっかく模試を受けた意味が半減してしまいます。
大切なのは、結果を見て、
「では、次に何を勉強するのか?」
を考えることです。
会場模試は、単なる「実力テスト」ではありません。
本番の練習をしながら、今の自分の位置を知り、弱点を発見し、これからの勉強につなげるための大切な機会です。
高校受験は、中学3年生になって突然始まるものではありません。
日々の勉強、定期テスト、そして会場模試。
一つひとつの経験を積み重ねながら、少しずつ「受験生」としての力を身につけていきましょう!
